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くすりは、ただ飲めばいいというわけではなくて、じつは食べ物や飲み物との飲み合わせにも気をつけなければなりません。

まず注意しなければならないのは、食べ物に含まれる成分とくすりの成分が反応し、作用が強まったりも、弱まったりもします。

特に、くすりと相互作用を起こしやすい食べ物として、グレープフルーツや納豆、キャベツ、カフェインなどがあります。

グレープフルーツ

例えば、グレープフルーツでは、グレープフルーツに含まれているフラノクマリンという成分は、薬を代謝する酵素の働きを弱めてしまい、薬物血中濃度がっ上昇しすぎることがあるので、薬効が極端に上がったり、副作用が出ることもあります。

なんとなく、グレープフルーツは体にいいので、水の代わりにして、薬を飲んだ方がいいなんて思い込まないようにしてくださいね。

次に納豆ですが、これも体にいい食べ物ですが、腸内で多量のビタミンKが合成され、そのビタミンKがくすりの作用を弱め、薬効を下げてしまいます。

意外と気軽に飲んでいる薬も、その使用上の注意はしっかりと読んでおきましょう。

2016/10/19(水) 16:07 くすり 記事URL COM(0)

座薬というと、多くの人は抵抗があるようですが、なぜ座薬が存在するのか知っていますか?

そもそも座薬というのは、肛門や膣から挿入する薬なのですが、これにはきちんとした意味があって、くすりを素早く、かつ無駄なく効かせることができるのです。
というのも、内服薬は主に腸から吸収され、血液へと流れていくのですが、座薬の場合は、直腸から吸収されて血液中へと送り込まれるため、肝臓を通ることなく、くすりの効果がすぐに現れるのです。

座薬

また、座薬の形は、錠剤のような形ではなく円錐形のように先の尖った形になっていますよね。
これは、挿入しやすいように作られているからで、さらに体温ですぐ溶けるように薬の成分にヤシやカカオ由来の脂肪が混ぜられています。

ですので、座薬の保管は、温度管理のことも含め、冷蔵庫で管理することが基本となっています。

2016/10/12(水) 14:02 くすり 記事URL COM(0)

昔、子供だった頃、薬って苦くてマズイという認識ではなかったでしょうか?

ところが、今の子供たちには、多少の苦味やまずさを感じるとは言え、現在の大人たちが子供の頃に味わったような「くすり」への苦手意識は薄れています。

というのも、くすりの進化は、その効用や副作用を抑えるということだけではなく、飲みやすさや使いやすさなど、利用する観点からも日々、進化しているからです。

また、これまで「くすり」は口から飲むことがほとんどでしたが、最近では、くすりの利用方法も進化してきており、ドラッグデリバリーシステムや貼付薬などの進化がめざましくなっています。

ドラックデリバリーとは?

ドラッグデリバリーシステムとは、「くすり」を特殊な膜でコーティングし、からだの中での吸収や分解をコントロールし、有効な成分を集中的に患部に送り込む技術で、治療効果を高めるばかりか、副作用をも少なくすることができます。
(徐放性錠剤や徐放性カプセルなどがそれに当ります。)

貼付薬とは?

ここ最近では増えてきている方法で、皮膚に貼るだけの実に簡単な利用方法で、狭心症の発作を抑える薬や喘息発作を抑える気管支炎薬などに使われます。

遺伝子

近未来のくすり

くすりの進化は留まることを知らず、現在注目が集まっているのが、バイオ医療薬で、遺伝子工学の発展とともに進化してきています。
主に、体内の微量ホルモンなどを組織培養などで大量に作るために開発が進んでいます。

そして究極の薬の最終型としては、遺伝子治療薬となるのではないでしょうかね?
遺伝子レベルで治療できるようになると、もう恐れる病気などなくなりますよね。

この遺伝子治療は、根幹から病気を治すということから、突然変異性のガン治療などに対する期待が大きようですね。

2016/10/06(木) 10:13 くすり 記事URL COM(0)

病院などで処方される薬は、「新薬」と呼ばれていて、これは製薬メーカーが開発し販売している薬です。

この新薬なのですが、一つの新薬が誕生するまでに、一体どれくらいの日数と費用がかかるか知っていますか?

研究

実は、この1つの新薬が誕生するためには、約10~20年の歳月が必要だと言われていて、その開発費には一般的に約150億~300億円かかると言われています。

まず、薬になる可能性のある有効成分を探すことから始まるのですが、この作業が約2~3年かかると言われていて、その中で有効成分が見つかる確立は、1万分の1ほどの確立なのだそうです。

そして、ここで発見された有効成分があれば、それを動物に使用してみて、効果と安全が確かめられるのですが、この時点でせっかくの有効成分が無効となってしまうことも多々あります。

先の動物による非臨床試験が3年から5年ほど費やされたのちに、人による臨床試験が始まるのですが、ここでも約3年から7年ほどの試験が行われます。

その後、国による承認審査が2年から3年程度行われ、初めて新薬が誕生します。

ですので、ここまでで最低でも13年から28年の歳月が必要とされていて、私たちが使用している薬は、膨大な時間と費用が費やされているのです。

なお、新薬誕生後、発売された後でも、追跡調査と報告が義務付けられており、ここでも約4年から10年の歳月がかかることになります。

2016/09/30(金) 14:13 くすり 記事URL COM(0)
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